これから夏本番に入っていきますが電気代が値上がりします。
政府が物価高騰対策として続けてきた補助金が終了するということが主な原因ですが、東北電力では前の月と比べて419円上がって8855円になります。
そして電力消費割合はエアコンが4分の1以上を占めています。
今年の夏はまた猛暑の予定です。
少しでも節電して使用したいと考えていても、命の危険もあるためエアコンの使用はやむを得ないと思います。
そこで今回はエアコンの節電についてご紹介できればと思います。
エアコンの節電!
・弱よりも自動が良い (1.700円程度節電)
・暑いと感じたら-1度にするよりも強にする
(室外機のファンよりも室内機のファンを動かす方が節電)
・2週間に1回掃除 (約500円節電)
・室外機の周りに物を置かない
・室外機に直接日光を当てない
・こまめにオンオフしない
・サーキュレーターを使用する
・風向きを上にする(冷たい空気は下にいくため)
・内窓設置で断熱効果をアップさせる
(内窓設置は補助金を活用できます。)
エアコンの掃除の仕方
まずエアコンを使用する前にしっかりと掃除をしましょう。
また、エアコンを使用するシーズンも2週間に1回は掃除をしましょう。
しっかり掃除のやり方
フィルターの掃除
エアコン前面のパネルを開けてフィルターを取り外し、フィルターについたホコリを掃除機で吸ってから室内機に戻します。これをシーズン中のフィルター掃除は2週間に1回のペースで行いましょう。
また、エアコンがキッチンからの油煙を吸い込むなどでフィルターの汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、十分に陰干ししてから室内機に戻しましょう。
フィルターを取り外した際に、室内機の奥にある薄いアルミの板がたくさん並んでいる「熱交換器」が汚れていないかも確認しましょう。熱交換器に汚れが溜まると、カビの発生や嫌なニオイの原因になる場合があります。ただし、ご自身で清掃しようとすると、アルミの板の部分が折れ曲がってしまったり、電気部品の故障につながったりする可能性もあるため、熱交換器が写真のように汚れている時は、エアコンの専門業者への掃除の依頼をお勧めします。
室外機周辺の清掃
夏から秋の台風シーズンや落ち葉の時期は室外機の周辺や裏側に落ち葉やゴミ、思わぬ飛来物などが入り込んでいることがあります。またエアコンを使用していない間に荷物を置いてしまっていることもあるので、エアコンシーズンが始まる前に確認、掃除をするようにしましょう。
使用する前の試運転
試運転では、①冷房運転で最低温度に設定、10分程度運転し、②冷風が出ているか、運転ランプが点滅していないかを確認、③その後も30分程度運転し室内機の水漏れやがないか、④異臭、異音がないか確認します。
2週間に1回の掃除
フィルター清掃
しっかり清掃と同じです。2週間に1回の掃除の場合はフィルターのみで大丈夫です。(熱交換器まで必要以上に見る必要はありません。)
ポイント・・・フィルターが汚れていると室内の空気をエアコン内部に十分に取り込めず、エアコンの能力が低下します。1年間掃除をしないと約25%もの電気代が余計にかかるという検証結果もあります。また、嫌なニオイの原因になる場合もあります。
室外機周辺の清掃
室外機が周辺の空気をしっかり吸い込んで吹き出せるように、室外機周辺には物を置かずに風通しを良くしておきましょう。空気の通りが悪いと、エアコンの効率が下がり、無駄な電気代につながってしまう場合があります。
夏の室内機内部の乾燥運転(内部クリーン運転)
内部クリーン運転は、夏場の冷房運転や除湿運転( ドライ )によって室内機の中に発生した結露を乾燥させる機能です。夏場の冷房や除湿運転終了後に自動で運転するように設定して、運転が始まったら消さないようにしましょう。
まとめ
どうでしたでしょうか?今月から電気代がアップする予定です。少しでも節電をして乗り越えたい!でも、エアコンを使わないのは命の危険につながる。
そこで家庭の電力消費割合の4分の1以上を占めているエアコンを上手く活用しましょう。
節電も大切ですが、一番はなにより命です。頑張りすぎ、我慢しすぎはよくありません。
躊躇なく積極的に使うときがあってもいいと思います。
無理のないよう、体のことを考えながら夏を乗り越えましょう!