11月に入り、めっきり寒くなってきました。
そこで皆さんは「ヒートショック」とはどんなことかわかるでしょうか?
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血液が上下に大きく変動することによって、失神したり心筋梗塞や脳卒中といった血管の病気などを引き起こす健康被害のことです。
またヒートショックは、家の中の温度差が原因で起こっており、真冬に暖かい部屋から気温が低い浴室やトイレに入った際などは要注意です。
ヒートショックが起こりやすい人の特徴は?
・65歳以上
・心筋梗塞を起こしやすい生活をしている
・糖尿病、高血圧、肥満
・睡眠時無呼吸症候群、動脈硬化、不整脈がある
・浴室、トイレに暖房器具がない
・熱いお風呂を好む
・長風呂しがち
・飲酒後にお風呂に入る習慣がある
ヒートショックを予防する9つの対策(入浴)
・脱衣所を温め温度差を減らす
・お風呂の温度は38~40℃に
・お風呂から出るときはゆっくりと
・入浴前は飲酒を控え水分補給
・入浴前は家族に声をかける
・湯船につかる前に必ずかけ湯
・浴室に手すりを設置する
・入浴前に血圧を測る
・食後1時間後に入浴
ヒートショックを予防する3つの対策(トイレ)
・暖房器具を設置する
・いきみすぎないよう注意
・トイレ近くの部屋を寝室に
この他に、浴室暖房機を設置・床暖房などのリフォームも対策の1つです。
また住宅をバリアフリー化した際に補助金が支給される可能性があります。
そのため、ヒートショックを防止するために「介護の為に今の住宅をバリアフリー化したい」と考えてる方は、ぜひこれらの制度を活用してみてください。
ヒートショックを起こさず今年の冬を乗り越えましょう!
(参考文献:学研ココファン https://www.cocofump.co.jp)