日本は地震や台風・豪雨などの自然災害が多い国です。
特にこれからのシーズン、
7月から10月にかけて台風がやってきます。
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まだ記憶に新しい2019年10月の台風被害。
床上浸水や道路冠水閉鎖、川の氾濫。
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台風が去った次の日、
雨がやんでても住宅地にある水路は勢いよく流れていました。
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○川の近くや山に住んでいなくても、
どこで被害がおきるのかわからないと身をもって体験したこと。
○千葉では、9/9の台風で大規模停電。
また、倒木が妨げになり停電復旧まで2週間以上かかった地域もあること。
○2022年3.16の激しい地震
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みなさん、なにかしら意識していたり、
ご準備されている方もいらっしゃるかと思いますが、
いざという時の為の「防災グッズ」
改めて整えてみませんか?
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台風だけでなく、地震などで避難する際でも大事になってくるのが
「防災グッズ」。
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どんな場面にも対応できるよう、
自分の暮らしと重ね合わせてイメージしながら、
いまいちど安心できる「防災グッズ」を整えておきましょう!!
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災害時の避難場所には
「避難所」と「それ以外(自宅・車)」があります。
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避難する場所に応じた防災グッズを日頃から準備しておきましょう。
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自宅などでは停電や断水など、
ライフラインが止まった状態での生活を想定して、
より多くの防災グッズが必要になります。
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「持ち出し用」と「自宅避難用」
2つのタイプの防災グッズ。
絶対に必要なものはなにか。。用意しておきたい防災グッズを把握し、
命を守れるよう対策しておきましょう!
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セットされた非常持ち出し袋がオススメ。
いざ、非常用持ち出し袋を準備しようと思っても、
「何を入れておけばいいの?」「どれくらいの量を準備すればいいの?」
と迷ってしまうもの。
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そこでオススメなのが、
防災グッズ一式がセットになった非常用持ち出し袋(防災セット)です。
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セットで購入すれば入れ忘れなどもありませんし、
バラバラで購入するよりも効率的です。
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小さなお子さんやお年寄りペットがいるご家庭なら、
おむつなど準備するものがご家族構成や状況によっても変わりますので、
そこに追加しておけば万全です。
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ただちに持って避難するための“1次避難用”
避難所生活するための“2次避難用”
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防災グッズは、1次避難用と2次避難用、
それぞれにわけて準備できると良いかと思います。
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被災時、一刻も早く持ってでるのが「1次避難用」
限られた時間で避難するため、
軽量で携帯性に優れた防災グッズがおすすめ。
両手が空くリュックタイプのバッグに
最低限必要なモノを入れた防災セット(撥水ならなお可)であれば、
安全を確保しながらスムーズに避難できます。
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被災時、体育館といった避難所で生活するためのものが「2次避難用」
「2次避難用」の防災グッズは、
避難所での生活を想定して用意するのがおすすめ。
災害で自宅に住めない状況に陥った場合は、
避難所での生活を考慮する必要があります。
災害後に避難所での支援が始まるまでは4日程度かかるといわれているので、
生活に必要な二次避難用の防災グッズは最低でも3日分用意しておきましょう。
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優先順位としてはまず、
1次避難用の防災グッズを完璧に備えることが大切にまります。
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最後に、
定期的な中身の見直しや入れ替えもお忘れなく!
非常用持ち出し袋には飲料水や食料など
賞味期限のあるものもたくさん入っています。
そこで1年に1回は定期的に中身の整理や見直し、
賞味期限が近ければ入れ替えを行いましょう。
その際に必要なものを追加したり、不要なものを捨てたりしながら、
いつ災害があっても大丈夫な状態にしておくことが一番大切です。